JAPONISM high stage -Limited Edition-

JN-1003SP

JAPONISM high stage -Limited Edition-

ジャポニスム最高峰に位置するシリーズ
ハイステージの名品番が生まれ変わる。

その難解なデザインの為
最後の生産となるハイステージ三つの品番
バージョンアップし生まれ変わった
各品番限定300セットの最終章。

JAPONISM high stage -Limited Edition-

それまでの眼鏡とは一線を画すジャポニスムハイステージのJN-1003。
その流麗なフロントフォルムは、高度な技術により実現された複雑な面構成を持つ繋ぎ目のないパーツと、計算された空間が創出します。
フロントの有機的な流れはテンプルまで貫かれ、シンプルながらも力強い曲線へと変化します。

まるで高級車のインテリアのように隅々まで行き届いたフロント内側の精巧なデザインは、あらゆる角度でも美しく、使い手の心を躍らせます。
何ひとつ無駄のないディテールのすべてが、芸術品のように繊細に仕上げられ、ハイステージシリーズの中でも新たな眼鏡の概念を構築したフラッグシップモデルです。

シリーズ最高の人気モデルであるJN-1003をスペシャルエディションとし、2つの新しいカラーをご用意しました。こちらは最終生産の数量限定の300セットです。

JN-1003SP

Col.01  Mat Silver & Black

サイズ: 55□17-127
素材: フロント チタン / テンプル アセテート

DETAIL.01

フロントのシルバーカラーは、粗めのガラスビーズによって仕上げたマット(艶消し)加工。大粒だからこそ、通常のマット加工とはひと味もふた味も違う味わいですが、さらにクリアコートを上塗りすることによって、奥行きある独特な輝きを放ちます。

一切継ぎ目のないフロントとレンズ上部にある空間は、見た目も軽い印象になるだけでなく、フレーム全体の重量的なバランスも考慮しフロントが前のめりにならない工夫もなされた設計です。

DETAIL.02

JN-1003SPのしなやかなフォルムを、より強く引き立たせるフロント上下面に配色されたブラックカラー。これは特殊な染料を竹串の先端に付け、1面ずつ乗せています。その後、高温で焼き付け染料を定着させています。印刷や樹脂の加工とは違い膜厚が非常に薄く、下地となる金属の質感がしっかりと残る繊細な加工法です。

すべての工程が手作業で染料を均一に塗布する必要があり、熟練した職人の手塗り技術が求められます。深みのあるブラックと角度によって表情を変えるシルバーのコントラストが抜群のカラーリングを実現しました。

DETAIL.03

フロントからテンプルへの力強い流れをそのまま形にしたフォルム。見えない部分のデザインにもジャポニスムのフィロソフィーが息づいています。

テンプルに使用されているクリアカラーの生地は、視覚的な存在感をギリギリまで軽く仕上げ、フロントサイドのシルバーをより際立たせています。

Col.02  Plasma Black

サイズ: 55□17-127
素材: フロント チタン / テンプル アセテート

DETAIL.01

艶のあるブラックとマットブラックが協調し合う同系色によるアンサンブル。個性あるブラックをバランスよくデザインし、よりマットブラックの割合を多く持たせ光沢を抑えました。

全体的に落ち着いた色味は、洗練された印象を高め、普段からも掛けやすいのが特徴です。

DETAIL.02

チタンの表面に強固な皮膜を作る表面処理加工は、イオンプレーティングと言うNASAの月面車にも使用されているもの。Col.01のブラックに比べると、金属感が残るよりすっきりとした膜厚の表面処理です。

マット仕様のフロントは、強力な風圧を利用し粒子の細かいガラスビーズを1枚ずつに打ち付け、手間を掛けて仕上げた色味です。

DETAIL.03

右テンプルには動きのあるハイステージロゴ(写真)、左テンプルには静的なジャポニスムブランドロゴ。眼鏡のシンメトリカルな構造を利用し、対照的な印象を持つ二つのロゴを配置しています。

左のテンプルに光る金色の「20」のマークは、ブランド設立20周年を彩る限定のアイコンです。

JN-1003SPの特長

上面から見た構造的な美しさ。テンプルから続くレンズの上下にある二つの流れには、光学的な条件をベースとしたラインと、人間の顔のカーブをベースとして生まれたラインがあります。そしてその流れから生まれたフロント正面にあるそれぞれの接点を美しくデザインしました。こうしてフレームデザインはより有機的な動きのあるデザインへと進化します。

高級車のように、インテリアとエクステリアをしっかりさせたデザイン。使い手本人にしかわからないフロントとテンプル内側のデザインにも拘りました。内面性の充実にこそ、人間の成熟は隠されます。ご使用になる方がこのフレームを手にするときの充実感を思いながらデザインしました。

ジャポニスムのロゴが型押しされたチタン素材ノーズパッド。チタンは見た目の高級感だけでなく、一般的な樹脂製のものと比べ劣化が少ない、また身体に埋め混むことが出来るほど安心な金属という特長を持ちます。滑らかな曲線を描く表面形状は左右非対称であり、世界で初めてジャポニスムがそうデザインしました。フレームを顔に乗せた瞬間に感じられる掛け心地の良さは、ジャポニスム哲学が細部にまで宿ることで創り出されています。

テンプルエンド内側に入れられた「20」マークは書道家・中澤希水氏によるジャポニスム20周年のロゴ。ハイステージリミテッドエディションのみにゴールドカラーで箔乗せした特別限定仕様です。

ボックスセット 外側

ボックスセット 内側

オリジナルメガネ拭き:
書道家・中澤希水氏による特別ロゴがプリントされたハイステージリミテッドエディションのみに付属されるオリジナルメガネ拭き。直径約2ミクロンという超極細繊維を使用することで、汚れを完全に拭き取ると同時に、一度拭き取った汚れのレンズへの再付着も抑えています。使いやすさも考慮し、24cmx24cmと通常より大きめのサイズです。カラーはダークグレー。

オリジナルケース:
ハイステージリミテッドエディション限定のオリジナルケース。出来るだけコンパクトでありながら、奥行きのあるハイステージフレームが入るようなケースをゼロベースからデザインし起こしました。ケースを開けたときにメガネが正面を向くように入れる事ができ、テンプルを多少曲げてもケースに収まるように最初から3Dデータで寸法とデザインを設計。そのデータを元に3Dプリンターで出力したプロトタイプで何度も検証を重ね、辿り着いたのがこのスペシャルケースです。多面体をベースにしたデザインはジャポニスムの持つエッジーなイメージとハイテクなイメージを表現しています。

ドライバー:
ブランドロゴがレーザーで刻印されたハイステージリミテッドエディション限定オリジナルドライバー。使用時の持ちやすさと使いやすさを追求し、直径(6mm)と長さ(10.5cm)としました。棒状の素材から1本を削り出すことで、持ち手部分から先端にかけて自然な流線を描き、シンプルな造形美にもこだわっています。使用時に指が滑らないようにアヤメローレットという加工を施し、機能性だけでなく無骨な印象になりがちな道具に繊細さをプラスしました。新潟県三条市で世界トップクラスの加工技術とクオリティを誇る工具メーカー 兼古製作所に製造を依頼しました。

JN-1003 Story

JN-1001、JN-1002と1年ごとに発表したジャポニスムハイステージですが、このJN-1003も、前作のJN-1002からちょうど1年後の発表でした。
実はJN-1003というモデルは、元々はJN-490というモデルとして企画を進めてきた経緯がありました。しかし製造技術の限界点に挑む姿勢はまさにハイステージシリーズとして遜色ないものであると考え、途中からハイステージへとランクアップしたモデルです。

JN-1003はデザイナーの着想から製造に至るまでに約2年を要しました。デザインスケッチ、またそれを図面に起こすことまでは簡単でも、このデザインを物理的に存在させるには、あまりの構造の複雑さから製造難易度が非常に高かったのです。

デザイナーはこのモデルの製作にあたり、メガネの町・鯖江でしか表現できないものというコンセプトを継承しようと考えていました。世界的なフレーム産地である鯖江市は80年代に、世界で初めてチタン素材を用いた眼鏡フレームの製造に成功しています。そのため鯖江の眼鏡作りの強みである素材を使いこのフレームデザインを行いました。

軽量でありながら高硬度というチタンの素材的特長があるからこそ、JN-1003の空間構成は成り立っています。このデザインをナイロンやプラスチックなど他の素材で作ろうとすると強度的な問題から不可能となります。そして他の金属では、同じ形状を表現できたとしても重量が重すぎて掛けられないため眼鏡として成立しません。

こうして生まれたJN-1003はハイステージのラインナップの中でももっとも人気の高いモデルとなりました。

ジャポニスムについて

創立時からアパレルメーカーや眼鏡商社のODMを数多く手掛けてきた株式会社ボストンクラブを代表するブランド、※ジャポニスム。
世界的な眼鏡産地である福井県鯖江市の生産技術を活かしシンプルでありながら存在感のあるフレームを提供している。デザインだけでなく、機能性と実用性を兼ね備えた100%日本産のアイウェアブランド。
※ 1 9 世紀末、日本美術が西洋美術、欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメントがネーミングの由来。1996年立ち上げ。

ジャポニスムハイステージについて

ジャポニスムハイステージとは、製造的な制限やコスト的な条件にとらわれることなくデザイナーが追求した究極の形を表現する同ブランド最高位置にあるライン。
どんなに新しいものを作ってもすぐさま出回るコピー商品や、大量生産され広く販売されるローコストフレームの脅威に打ち勝つべく、見た目だけではない、真似のできない本物の価値ある商品を作り上げたいという思いからスタートしました。

ジャポニスムハイステージリミテッドエディション
ボックスセットについて

JN-1001・JN-1002・JN-1003の3品番をバージョンアップし、JN-1001SP・JN-1002SP・JN-1003SPとして復活。どのモデルもデザインの特長から大量生産が困難なため、今回の生産が最後のロットとなります。

今回リミテッドエディションとして発表するJN-1001SP・JN-1002SP・JN-1003Sは、フロント・テンプルともにカラーをすべて新しくし、今までにない表情を見せています。左テンプルエンド内側には書家・中澤希水氏による「20」マークがプリントされ、リミテッドエディションだけの特別仕様です。

また、ノーズパッドを従来の樹脂タイプからオリジナルチタンタイプへ変更し、上品な質感をプラスしました。ボックスセットとして、フレーム・オリジナルケース・オリジナルドライバー・記念セリート・そしてスペア用オリジナル樹脂ノーズパッドが一つのボックスに同梱されています。

各モデル300セットの数量限定。カラーは各モデル2色展開。
希望小売価格 64,000円(税別)


これから先はジャポニスム正規取扱店舗様専用サイトとなります。

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